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ニホンキバチの産卵

キバチというハチは、木の中に卵を埋め込み、幼虫は材を食べて育ちます。
これは木の葉を食べるハバチ同様に植物を食べる原始的な生活をしているハチと言えます。
多くのハチは、昆虫を狩ったり、寄生したり、あるいは蜂蜜を集めて暮らすなどして、親の苦労で幼虫は楽して育ちます。
でもハバチは蝶の幼虫と同じく、天敵にさらされた中で、自分で葉を食べて育たなくてはなりません。
同じ仲間でもキバチは木の中にいるだけ天敵が少なくて助かります。
寄生蜂は避けられませんが、鳥の捕食は免れます。
さて、そんなキバチの中でニホンキバチは特別です。
大きいだけでなく、林業用樹種のスギ・ヒノキの大害虫なのです。
それは産卵のときに持ち込まれる共生微生物。
その微生物がスギの材を黒く変色させてしまいます。
そのため、材価が低下し、ただでさえ外材との競合で苦しい国産材の経済的価値をなくしてしまいます。
aP8230708.jpg

とはいえ、ニホンキバチが害虫として蔓延しているのは四国。
それ以外の地域ではそうそう見られません。
運良く、近所の植物園で産卵シーンを写すことができました。
横からしか写せなかったので、きちんと同定できません。近縁の別種の可能性もあります。
雰囲気重視で、フラッシュは使いませんでした。
お尻から後方に飛び出しているのは産卵管をおさめるさや。
本当の産卵管はお腹の中心部から木に向かってのびている黒い管。
ワイン抜きも中心に突き刺す部分がありますよね。
あれと同じです。
でも、ワイン抜きと同じようにぐるぐる回ったりしないのは、先端がのこぎり状で左右交互に動かして木を切り裂くことができるからです。
敵ながらあっぱれ。
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コメント

ハチと一言に言っても、それぞれに生き様があるんですね・・・
そっか、葉っぱを食べるのがハバチなんだ
我が家に植えたソレルには、ベニシジミ来なくて
ハバチの幼虫がとぐろ巻いてます^^
ん・・・我が家の庭にハチが多いのって
蝶の食草が多いからか!?
拍手☆

ハバチの幼虫はとぐろですね。
前のアパートではバラにもツツジにも、それぞれ違う種類のハバチが来ていました。

うおおおおお!

すっげー!かっけー!!素敵なシーンをありがとうございます。

あ、もしもその悪い微生物がいない場合、ただ卵産み付け、
中で幼虫が育ち・・・って程度だと材木として
売れる程度の被害なんでしょうか?
変色なく深く穴があくことなくみたいな。

にぼし。さん
 どっちにしても、材木としては売れます。ただ、買いたたかれて、損をするだけです。

ほほ~

なるほど~。
どっちにしても林業の方々には迷惑な話なのですね。
ほぼ四国だけというのも面白いですね。

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