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深山幽谷の蝶

高山蝶は奥深い山を登って、明るいお花畑でようやく会える蝶ですが、その奥深い山のさらに奥深い幽谷にだけ生息する蝶がいます。
それがオオゴマシジミです。
暗い山の中で、青い蝶が飛ぶとはっとします。
aP8117704.jpg
シジミチョウとしては国内では最大級で、ゆったり、のんびり屋さんです。
北海道南西部から中部山岳地帯までの深山幽谷に分布しているのですが、産地が限られている上に、高山蝶と違ってほとんど保護されていないので、有名な産地にはコレクターが採集するために集まってきます。では、人の少ない場所を行けばいいかというと、そういう場所は熊さんのテリトリーを侵すことになってしまいます。
つまり、撮影困難種の一つです。
今回は、幸い、熊にも、コレクターにも会わずに、撮影できました。
aP8110873.jpg
このチョウは、最初はカメバヒキオコシという植物を食べていますが(写真の植物がそれ)、途中からシワクシケアリの巣に入ってアリの幼虫を食べます。
アリさんはそんなことされて怒らないのかというと、一般的にアリの巣に入る蝶の幼虫はアリの幼虫と同じ化学物質で擬態し、アリの幼虫だと思わせているようです。
つまり、アリの化学物質による交信手段をハッキングしているんですね。
本種そのものの研究例はないようですが、なかなか不思議な生態の蝶です。
コレクターに負けずに、生き残って欲しいです。
aP8111096.jpg

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コメント

アリハッカー!

最大級の佇まい、なんだか貫録を感じます♪
それにしてもアリをハッキングする方法、どんな進化過程にて得たのか興味深々です。

当然ながら、ゴマシジミしか見たことないです。
大きなシジミチョウさん・・・
深い幽谷にひっそりと、暮らしているのですね。
飛翔写真に垣間見える表側の紋様・・・どきっとしました。
この蝶もやはりシワクシケアリに頼っているのですね。
ハッキング!
小さな生き物たちの生きる知恵って、、
人間以上に凄いのかも!!!
拍手☆

てふさん
 本当に、ゆったりしたシジミチョウなんです。
 これではネットマンの容赦ない攻撃には耐えられないでしょう。
 アリとシジミチョウって、本当に不思議ですね。
 他のチョウではなぜ発達しなかったのかとか考えても不思議ですし、シジミチョウでは、クロシジミ、ゴマシジミ、オオゴマシジミ、ムモンアカシジミって、いろいろな種類で生まれているのも不思議ですね。

Sippo☆さん
 私はゴマシジミの方は今年まで見たことがありませんでした。最初の一枚は、私のイメージと凄く近い一枚で気に入っています。アリとシジミチョウ、まだまだ楽しみが蟻そうです。

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